赤ちゃんをレジオネラ菌の脅威から守る / 追い炊き配管洗浄でレジオネラ対策
いえピカの記事をご覧いただきありがとうございます。
1日の疲れを癒すお風呂の時間ですが、あなたやあなたの家族の健康を害する要因になる可能性があるということをご存じでしょうか?
私たちの身近な環境には様々な菌が生息しており、その中で特に注意が必要なのが「レジオネラ菌」です。
特に赤ちゃんや小さい子どもの場合、まだまだ免疫が弱いため、レジオネラ症に感染するリスクが高くあります。
この記事は、お風呂の配管内部に潜むレジオネラ菌から、赤ちゃんがレジオネラ症の感染確立を軽減させ身を守る方法についてまとめています。
追い炊き配管内のレジオネラ菌
レジオネラ菌とは
レジオネラ菌の生態と特徴
レジオネラ菌は水や土壌に広く分布し、湖や川、温泉などで見られます。
20〜50℃の範囲で繁殖し、アメーバなどの原生生物に寄生しながら存在します。
この特異な特徴が、レジオネラ菌が様々な水域で生息する要因となっています。
レジオネラ菌は日常生活の中で様々な場所で存在し、不適切な管理によって健康への悪影響が懸念されます。
レジオネラ菌の健康への影響
レジオネラ菌が増殖すると、微細な粒子が空気中に放出され、これを吸入することで感染症のリスクが発生します。
特に赤ちゃんや高齢者・免疫機能が低下している人々は感染の危険性が高まります。
感染症の一例として「レジオネラ症」があり、これは肺炎などの症状を引き起こす可能性があります。
適切な予防策や注意が必要であり、身近な生活空間での対策が求められます。
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追い炊き配管とレジオネラ菌の関連性
危険なレジオネラ属菌が繁殖してしまう主な要因は、浴槽水中の食物連鎖が影響しています。
浴槽水中には、皮脂や体の老廃物などの有機物が含まれています。これらの有機物はレジオネラ属菌にとって栄養源となります。
その後、それを利用して増殖する細菌が発生します。これらの細菌が有機物を分解し、それによって新たな栄養が生まれます。
細菌が増殖すると、次にアメーバなどの単細胞生物が登場します。これらは細菌を捕食し、更なる食物連鎖が形成されます。
アメーバ等は生物膜を作りますが、その膜に侵入して寄生するのがレジオネラ属菌です。
レジオネラ属菌は特にアメーバなどの単細胞生物に寄生して繁殖し、その過程で感染源となります。
そしてレジオネラ属菌を捕食する生物は浴槽水に居ません。
つまり食物連鎖の頂点に君臨するレジオネラ属菌が検出されるということは、その下の生物や汚れが豊富に存在しているので汚れているということです。
レジオネラ菌の厄介なところは、生物膜(バイオフィルム)があることです。
バイオフィルムはレジオネラ菌の繁殖の温床になるとされています。
このバイオフィルムはヌメリの原因になっているもので、
通常洗浄剤や抗菌剤などで破壊することはできません。
そのため、生物膜内のレジオネラを除去するためには、生物膜ごと除去しなければなりません。
つまり、レジオネラ菌が配管内部に入り込むと、取り除くことは困難になり、増殖を続けてしまうためレジオネラ症への感染リスクが高くなることに繋がっていくことになります。
レジオネラ菌の赤ちゃんへの影響
生まれたばかりの新生児は、ベビーバスでお風呂に入ることが多いと思います。
ベビーバスにお湯をためる時は、シャワーや蛇口からお湯を溜めるため、赤ちゃんへのレジオネラ菌の影響はあまりないと考えられます。
しかし、首が据わってくると大人と一緒に湯舟に浸かるようになったり、座れるようになると水位を低くして浴槽内でお風呂に入る練習をする場面が出てきます。
そうなってくると、配管を通ったお湯を使用することになるため、配管内のレジオネラ菌に注意する必要があります。
赤ちゃんはまだまだ抵抗力が弱く、レジオネラ菌の脅威に立ち向かうことは難しい時期です。
レジオネラ症を発症すると、重篤な症状になる可能性が高いため、追い炊き配管洗浄を行い、レジオネラ菌を排出しておくことがリスクの低下に繋がります。
レジオネラ菌対策の基本
レジオネラ菌の増殖を抑える
レジオネラ菌を浴槽水の中に入れないために、入浴前に体を洗い流しましょう。
体に付着しているレジオネラ菌を洗い流すことで、中に菌を入れないようにします。
また、レジオネラ菌は皮脂や汚れが栄養源となるため、エサを与えないということへの対策にもなります。
循環式浴槽(追い炊き配管)の管理
レジオネラ対策のためには、循環式浴槽(追い炊き機能付き風呂、24時間風呂など)の定期的な洗浄が必要となります。
取扱説明書を参照し、正しい手順で洗浄することが大切です。
また、配管内部に菌が潜り込んでしまっていることも多いため、1年以上配管洗浄をしていなかった場合には専門業者に依頼することがレジオネラ菌対策の1つとなります。
日常のお手入れ
日々できることとしては、毎日の洗浄とお湯の入れ替えを行い、浴槽や配管内でのレジオネラ菌の増殖を防ぐことです。
特に、ヌメリが生じている場合にはレジオネラ菌が潜んでいる可能性の高い場所と考えられますので、こまめに掃除することがレジオネラ菌への対策となります。
まとめ
レジオネラ菌は、私たちの身近に潜み健康被害のリスクを高めます。
赤ちゃんがいる家庭や、これから赤ちゃんが生まれる場合、子どもが小さい場合などはレジオネラ菌対策を行うことが大切です。
特に追い炊き配管内部に潜んでいるレジオネラ菌は、清掃道具の届かない・市販の洗浄剤では除去することが難しいという非常に厄介なものです。
自宅のお風呂で湯舟を張り入浴する場合には、1度専門業者に依頼することを検討することが推奨されます。
レジオネラ菌の脅威から身を守り、快適なお風呂を目指しましょう。
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