レジオネラ菌の殺菌時間はどのくらい?

query_builder 2024/03/29
レジオネラ菌
レジオネラ菌の殺菌時間はどのくらい?

いえピカの記事をご覧いただきありがとうございます。



レジオネラ菌は感染症法に基づく疾患で、公衆浴場や旅館などの施設における衛生管理が必要です。


また、循環型浴槽を使用している場合にはレジオネラ菌対策をして健康被害にあわないよう管理することが必要です。


病院や高齢者福祉施設でのレジオネラ菌についてのニュースも話題になっていることから、適切な対策方法を検討していく必要があるでしょう。


この記事では、レジオネラ菌の殺菌方法・殺菌にかかる時間などについてまとめています。



レジオネラ菌の殺菌時間

レジオネラ菌が繁殖しやすい環境

レジオネラ菌はアメーバ内で繁殖する

レジオネラ菌は、好気性のグラム陰性の桿菌で、1~2本の極毛を持ち、アメーバ細胞内では2時間ごとに分裂し、増殖します。


24時間経過すると、その菌数の1,000倍にも達することがあります。


この菌は20〜50℃の温度範囲で繁殖し、36℃前後の温度で最も繁殖しやすいとされています。


感染予防のためには、高温多湿な環境を避けることが重要です。


また、レジオネラ菌は水がある場所に生息することで知られています。


お風呂場の排水溝やタイルなど、ぬめりのあるところにはレジオネラ菌が繁殖している可能性が高いので注意が必要です。


「24時間風呂」といわれる循環型浴槽の場合、浄化設備内で繁殖しやすいため、適切に管理することが求められます。

殺菌方法・殺菌時間

レジオネラ菌の殺菌方法・殺菌時間

レジオネラ属菌の殺菌方法には以下の方法があります。



高温水


60℃以上で5分間、55℃以上で60分間の加熱で浮遊性のレジオネラ属菌を殺菌できます。



化学洗浄


冷却水系の機器や配管の壁面に付着したスライムを除去し、レジオネラ属菌の増殖を防ぐために定期的に行います。



継続的な殺菌処理


化学洗浄後は継続的な殺菌処理が必要です。


多機能型薬剤や単一機能型薬剤を使用して、レジオネラ属菌数を低く保ちます。


日常的な対策方法

日常的な対策方法

毎日の清掃・消毒


ヘアーキャッチャー(集毛器)は毎日、内部を清掃し、塩素系薬剤で消毒します。



適切な全換水


日常的な換水を心がけましょう。もし毎日が難しい場合でも、週に1回以上、浴槽を完全に換水するようにします。


換水の際は、浴槽の凹凸や壁なども含めて徹底的に清掃し、ぬめりを完全に取り除き、最後に塩素系の薬剤で消毒します。


なお、リフトやストレッチャーが備わっている場合、設備そのものにレジオネラ菌が付着してしまっていることもあります。


浴槽の消毒をすると同時に、これらの消毒も忘れずに行いましょう。



ろ過器及び循環配管の管理


週に1回以上、ろ過器を十分に逆洗浄してたまった汚れを取り除きましょう。


同時に、適切な消毒方法を用いて、ろ過器や循環配管に付着した生物膜を除去してください。



定期的なレジオネラ属菌検査


浴槽水のレジオネラ属菌定期検査を実施します。(循環ろ過系統毎に行われる場合が多いが、浴槽毎に検査を行うことが望ましいとされています。)



浴槽水の水質検査を 毎日完全に換水している浴槽水は1年に1回以 上1週間に1回以上完全に換水している浴槽水は1年に2回以上 (浴槽水の消毒が塩素消毒でない場合、1 年に 4 回以上)実施し、 水質基準を守ります。



浴槽水の管理


浴槽水の消毒が塩素剤による場合は、 遊離残留塩素濃度の測定を実施し、1日2時間以上・通常 0.4mg/Lを保ちます。


塩素消毒では除去しきれない

塩素消毒では除去しきれない

レジオネラ菌は、お風呂、温泉、冷却塔などの施設で問題となる微生物です。


厚生労働省はこれらの施設で塩素剤を使用することを指導していますが、循環式風呂や冷却塔の配管、ろ過装置、継ぎ手は微生物の繁殖しやすい箇所です。


また、介護福祉施設で設置されている機能的な要素(リフト・ストレッチャーが備わったもの、チェア式など)が組み込まれた機械浴槽は、浴槽だけでなく機器側にレジオネラ菌が付着している可能性も高いため、注意が必要です。


洗浄剤・抗菌剤を通さないバイオフィルム



さらに、これらの場所には生物膜(ヌメリ、スケールなどのアメーバ状物質、バイオフィルムとも呼ばれる)が存在し、塩素が届かないため、生物膜に入り込んでいるレジオネラ属菌は塩素によって殺菌されません


塩素濃度が低下すると、生物膜から生き残ったレジオネラ属菌が再び増殖します。この問題は冷却塔でも同様です。


厚生労働省は、浴槽は週に1回以上お湯を入れ替えて消毒・清掃するよう指導していますが、配管やろ過器の清掃は難しい部分です。


温泉の泉源には通常、レジオネラ属菌は生息していないか、生息していても菌数は少ないと考えられています。


特にpH3.0以下の酸性泉や摂氏65度以上の高温泉には生息していません。


ただし、井戸水を混ぜて温度を下げたり、湯を循環ろ過して再利用している浴槽水はレジオネラ属菌が生息する可能性があります。


ポンプアップ後の維持管理には細心の注意が必要です。




参考:「レジオネラ症の知識と浴場の衛生管理

厚生労働省



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配管内のレジオネラ対策は専門家に相談を

生物膜は日々塩素剤に晒されているため、薬剤に対して耐性を持っています。


このため、業者は生物膜を効果的に除去するために「より強力な薬剤」や「物理的な洗浄」を採用します。


しかし、このアプローチが問題となるのは、配管の老朽化につながる可能性です。


洗浄方法は、湯あか、スケール、生物膜をなるべく配管を傷つけずに除去する必要があります。




当店では少量のアルカリ洗剤・酸性洗剤のあとに風呂釜洗浄剤湯泡美(水質洗浄活性剤)を添加してレジオネラ菌の排出を行います。


日本食品分析センターやアレルギー食品検査センターによる安全性試験・殺菌効果試験を取得しており、劇物洗浄剤よりも安全なのにもかかわらず生物膜の除去が確認されています。


この洗浄剤は、カビ取り・防カビ研究一筋35年以上の博士が取得した防カビ技術の中で、殺菌剤として使われる薬剤からヒントを得て作った特許取得実績のある洗浄剤です。



配管内に溜まった湯泥、生物膜を排出します



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薬剤は安全なものを使用していますので洗浄後はすぐに入浴出来ます。


また当店のプロがその場で安全を確認していますのでご安心ください。

 


当店は、大型入浴施設の洗浄経験を活かして様々な施設の循環型配管洗浄をしています。


安全性の高いエコ薬剤+特許技術の泡洗浄剤でレジオネラ対策のための洗浄に自信があります。


どうぞこの機会にご利用ください。




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・除去率99.9%は薬剤の殺菌効果試験結果です。※日本食品分析センター

・極度な金属成分を含む温泉では使用できません。

本製品はモルドキラーではありません。

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