エアコンのカビ対策には塩素系漂白剤はNG!適切な掃除方法とは?
いえピカの記事をご覧いただきありがとうございます。
エアコンは、使用していくうちに少しずつ汚れが溜まり、洗浄せずにそのまま使い続けることでカビが発生していきます。
カビが気になると、塩素系の洗浄剤を使用する人もいますが、エアコンに発生しているカビには使ってはけないことをご存じですか?
今回は、エアコン掃除に塩素系洗浄剤を使用してはいけない理由と適切な掃除方法をまとめています。
エアコンのカビ対策に塩素系漂白剤はダメ
カビが生えやすい時期
エアコンにカビが生えやすい時期は、主に夏にエアコンを使用した場合です。
エアコンは冷房を使うと結露が発生する構造になっており、ホコリやゴミなどがあると、それがカビのエサとなるので繁殖しやすい環境になっているのです。
冬にエアコンを使用した場合は結露が発生しないためカビは増殖しにくいですが、1度発生したカビがなくなるわけではないため、翌年の夏にまたさらにカビが増殖する と考えられます。
カビの原因
エアコンの吹き出し口を除いたときにカビだらけの状態だと、内部にもカビが発生しています。
エアコンにカビが生える原因は3つあります。
高い湿度
エアコン内部は結露によって水分が多くなります。
特に冷房使用後は内部が非常に湿度が高くなりまし、特に5~10月の間は湿度が70%以上になることも多くあります。
この湿度がカビの繁殖に適した環境を作ります。
カビの繁殖に適した温度
エアコン内部の熱交換器は冷房を使用した際に非常に冷たくなります。
この温度差の大きい状態では結露が発生しやすくなり、エアコン内部に水滴が発生してしまいます。
エアコン内の汚れ
エアコン内部には微細なホコリやカビ菌が常に浮遊しています。
これらがエアコン内部に侵入し、カビの原因となります。
特に吹出し口や通風路の熱交換器などがカビの発生場所となります。
エアコン内部にはさまざまな種類のカビが存在します。
内部にカビが発生している状態で冷房運転を行うと、カビの胞子が空気と一緒に排出されるため、カビの胞子を吸い込むリスクがあります。
カビを体内に取り込むことは健康被害に繋がる可能性があるため、定期的に清掃する必要があります。
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エアコンのカビを防止する方法:機能を使う
エアコンのカビを防止刷るために、エアコンに備わっている機能を使用する方法があります。
それは、冷房を使用したあとに送風機能を使うということです。
送風は扇風機と同じように風を送る機能なので、冷房時よりも電気代がかからずにすみます。
1~2時間ほど使用すると効果が見込まれます。
また、エアコンには多くの機種で「内部クリーン運転」という機能が標準で備わっています。
(製造年によってはボタンがないエアコンもあります)
この機能を利用すると、毎回送風運転を行わなくても、設定しておけば自動で冷房や除湿運転後に弱暖房運転を行い、エアコン内部を乾燥させ、カビの原因となる水分を除去できます。
ただし、内部クリーン運転は送風機能とは異なり、部屋の温度が2〜3℃上昇したり、湿度が上がることもあります。
そのため、せっかく冷房を使って温度を下げたのに部屋の温度を上げてしまう 場合があります。
内部クリーン運転には気温や湿度が上昇するデメリットがあるため、気になる方は内部クリーン運転を自動で運転しないように設定しておくか、外出時など室内に人がいない時に使用するように少し工夫するといいでしょう。
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エアコンのカビを防止する方法:掃除をする
エアコン内のカビ対策として、1番効果的なことは定期的に掃除を行うことです。
・フィルターは2週間に1度の清掃
・中のファンは可能な限り掃除機やブラシで汚れを落とす
ということでカビの発生を予防します。
フィルター掃除
フィルターについているホコリはカビの栄養源になりますが、手軽に掃除できる箇所になります。
また、フィルターの汚れをキレイにすることで電気代の節約に繋がることもありますので、こまめにお手入れすることが大切です。
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吹き出し口の掃除
エアコンの吹き出し口は風がでてくるところなので、そこにカビが繁殖していると胞子が一緒に排出されます。
その結果、カビの胞子を吸い込んでしまう、窓のサッシや壁などカビの被害が他の場所にも影響を与えるなど、衛生面にも影響を及ぼします。
こまめに清掃し、カビの害が他に広がらないようにすることが大切です。
エアコン内部
エアコン内部のホコリ・結露による汚れを放置することでカビの発生します。
前述したように、フィルター汚れやエアコンの送風運転や内部クリーンなどの機能を使用し、カビの発生・増殖を防ぐ対策が必要です。
エアコン内部に発生したカビは、外側から取り除くことはできません。
2年以上(年間通してエアコンを使用する場合は1年以上)内部洗浄をしていない場合には、専門業者によるエアコンクリーニングの検討をおすすめします。
やってはいけないエアコンの掃除方法
エアコンの掃除が可能な場所とその方法について解説しましたが、逆に「こんな掃除方法はNG」なことを紹介します。
エアコン洗浄スプレー
入手しやすく手軽に使えるということで、エアコン洗浄スプレーを使用して掃除することがあると思います。
しかし、エアコン洗浄スプレーを使用することのデメリットをご存じでしょうか。
エアコンのパーツを外さずに洗浄する場合、洗浄スプレーでキレイにできる範囲は非常に狭く、しっかり汚れを取り除けるわけではないため、カビや汚れをくっついて嫌な臭いを発する原因になることがあります。
また、気をつけて使用しないと、エアコンの水漏れや発火の原因になるため注意しましょう。
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塩素系漂白剤
カビの掃除方法として思い浮かべるものに、カビキラーやカビハイターのような塩素系漂白剤があります。
しかし、エアコンのカビに関しては、カビキラーのような塩素系漂白剤を使用しての掃除は絶対に行ってはいけません。
理由としては
・金属部分のサビに繋がる
・高い位置にスプレーすると自分に洗剤がかかる
ということがあります。
特にエアコンの上部には、金属部品がほとんどを占めています。
1度錆びてしまうと元に戻せないため、使わないようにしましょう。
エアコンクリーニング業者は塩素系漂白剤を使用する場合がありますが、大量の水ですすぎ洗いするため問題ありません。
しかし、自分でエアコン掃除をする場合は、この大量の水を使ったすすぎ洗いができないため、塩素系漂白剤を使った掃除はしてはいけないということになります。
エアコンのカビを見つけたら
エアコンを快適に使用するためにカビ対策を行い、普段から自分でお掃除していても、内部のカビを取りきることは難しいでしょう。
特に、写真のように吹き出し口にカビが生えている場合、内部はすでにカビが生息していることが考えられます。
エアコンのフィルターや外装部分は手軽に掃除できるのでこまめにキレイにし、内部洗浄を行うために定期的にエアコンクリーニングを専門業者に依頼しましょう。
エアコンクリーニングを依頼する目安は、1~2年に1回程度です。
小さい子どもがいてカビの健康被害が気になる、ペットがいるので汚れが溜まりやすいなどの場合は1年に1回のエアコンクリーニングが望ましいといえます。
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エアコンのカビを見つけたら
いざエアコンを使おう!と思っても、カビが気になって使えないということは避けたいですね。
年々暑くなる時期が早くなってきているので、3~4月頃には汚れチェックをしておくと、エアコンを使う前に掃除ができます。
こまめな掃除が苦手な場合、この時期に業者にエアコンクリーニングを依頼すると予約も取りやすい期間になります。
自分で掃除できる箇所はできる限り掃除することがおすすめですが、エアコン洗浄スプレーの使用や、水回りと同じように塩素系漂白剤を使用することだけはやめましょう。
エアコンを使いたい時期に買い替えることになり、暑いのを我慢しないといけない期間ができる可能性もあります。
自分でできる掃除やエアコンの機能を上手に使い、カビの発生を抑える対策を日頃から行うことが大切です。
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