子どもやペットがいる家こそ注意！加湿器・空気清浄機の落とし穴

2025/04/16

エアコン

こんにちは。

《空気の見えない敵》シリーズ、第4回です！

最近では、空気の乾燥対策やアレルギー対策として、加湿器や空気清浄機を取り入れているご家庭も増えてきましたよね。

でも実は、それらの家電、使い方を間違えると「空気をキレイにするどころか、カビやホコリをまき散らしている」こともあるんです。

「え、逆効果ってどういうこと？」と思った方へ、今回はその理由と正しい使い方をご紹介します。

💡空気の見えない敵シリーズ💡

・シリーズ①

カビでくしゃみが止まらない？空気中に1000個以上の胞子が飛んでいるかも

・シリーズ②

「エアコンのニオイ、気になりませんか？」実はカビが原因かもしれません

・シリーズ③

・シリーズ④

子どもやペットがいる家こそ注意！加湿器・空気清浄機の落とし穴　←今回

・シリーズ⑤

子ども・ペットと暮らす家の空気対策｜アレルゲンから守る方法とは？

・シリーズ最終話

加湿器の水タンクを何日も継ぎ足しで使っていませんか？
実は、水を入れたままにすると中で雑菌やカビが繁殖しやすくなります。

タンク内の菌は、加湿時に空気中へそのままミストとして放出されてしまうことも…。

カビは湿度60％以上で急激に増殖するといわれています。
加湿器の設定を「とりあえずMAX」にしていませんか？

特に冬場は結露＋加湿器で湿度70〜80％超になることもあり、壁やカーテン、エアコン内部にカビがびっしり…というケースも。

タンクや吹き出し口にぬめりやニオイがある場合、それはカビや細菌のサイン。
このまま使用すると、部屋中に見えないカビの胞子をばらまいてしまうことになります。

空気をキレイにしてくれるはずの空気清浄機。

ですが、フィルターにホコリやカビが溜まったままになっていませんか？

吸い込んだ汚れが溜まり続けると…

定期的なフィルターの掃除・交換は、空気清浄機を「働かせるために欠かせない習慣」なんです。

そんな時は、まず加湿器と空気清浄機の使い方と状態を見直してみるのがおすすめです。

家電	正しい使い方のコツ
加湿器	毎日の水替え＋週1の洗浄／湿度50〜60％を目安に設定
空気清浄機	月1回のフィルター掃除＋年1回は交換（HEPAなど）
湿度計	部屋の湿度を「数字」で管理／置き場所に注意（結露しやすい窓付近NG）

どんなに高性能な家電でも、使い方次第で「空気の味方」にも「見えない敵」にもなるのです。